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イクオスの61種類配合成分のうち9割方は他のどの育毛剤にも入っている

イクオス配合成分

 

現在の新しくなったイクオスは61種類の成分が配合されていて、他の育毛剤を見比べても配合成分数はかなり多いほうだと思います。

 

しかし、よくよく調べてみるとメイン成分以外の配合成分はだいたいどの育毛剤にも配合されている普遍的なものだということがわかりました。

 

以前はわたしも「配合成分数が多いほうが色んなタイプの薄毛に効きそう」と勝手に肯定的なイメージを抱いていましたが、その考えがそもそも間違っていたようです。。

 

ほとんどの育毛剤に含まれている成分から目的別にジャンル分けして、本当にイクオスの公式ページに書かれているような効果が期待できるのか?具体的にどういった成分があるのか?について調べてみました。

 

 

脱毛酵素5αリダクターゼをブロックするとされている成分は大したことなかった

オウゴンエキス、ダイズエキス、ビワ葉エキス、クララエキス、ヒオウギ抽出液

これらが、イクオスが脱毛酵素5αリダクターゼをブロックするということで配合している成分です。

 

そもそも抜け毛のメカニズムですが、これはヘアサイクルが正常ではなくなることに大きく影響されています。

 

簡単に説明すると、男性ホルモンと脱毛酵素である5αリダクターゼが結合することによって、脱毛因子であるDHTが生成されます。

 

このDHTが脱毛指令を出す元凶なのですが、今の育毛治療では基本的にこの5αリダクターゼをブロックすることによって男性ホルモンとの結合を防ぎ、DHTを生成させにくくするという方向なんですね。

 

医薬品であるプロペシア(フィナステリド)はまさしくこの5αリダクターゼをブロックする働きがあり、世界的に薄毛治療薬として使われています。

 

イクオスも上記にまとめた天然成分で5αリダクターゼをブロックするという効果を強調していますが、わたしがそれぞれの効果を調べてみたところ、以下のような作用しかないことがわかりました。

消炎作用、保湿作用、収れん作用、血行促進作用、細胞活性化作用

髪や頭皮を健康にしたり、頭皮環境の改善にはある程度期待できそうですが、直接的に5αリダクターゼをブロックする働きがあると断定できるのかというと疑問です。

 

わたしなりにかなりサーチしましたが、そのような記述やデータは見つけることができませんでした。でもよくよく考えると、もし本当にそのようなフィナステリドに似た作用があるなら、医薬品として使われていてもおかしくないように思います。

 

天然成分なら副作用もないし、そもそも本当に効果があるなら現在でも世界中に薄毛治療で副作用リスクがあるフィナステリドが使われていることのほうが不自然だからです。

 

未だに薄毛治療にはフィナステリド(最近ではさらにブロック効果の高いデュタステリドも)が鉄板で使われているという事実。そのこと自体が、これら天然成分の期待効果の薄さを物語っているように思えてなりません。

 

 

その他脱毛因子をブロックするとされている成分も大したことなかった

クワエキス、シャクヤクエキス、セイヨウキズタエキス、ゴボウエキス、ローマカミツレエキス、シナノキエキス、ボタンエキス

こちらもイクオスの公式ページでは、DHT以外の脱毛因子であるTGF-βやFGF-5などの脱毛因子を阻害し、抜け毛を防ぐアプローチをすると強調されています。

 

しかし、これらの成分もわたしなりにサーチしてみたところ、以下のような作用しか確認されていないようです。

抗炎症作用、収れん作用、保湿作用、血行促進、消炎作用、抗菌作用、抗酸化作用

これらもたしかに頭皮環境の改善や育毛ケアとしては有効なのかもしれませんが、脱毛因子を直接的に阻害できるほどの作用があるのかというと疑問です。

 

好意的に受け取るとするならば、頭皮環境が良くなって総合的に改善され、結果的に脱毛因子が減る可能性があるということでしょう。

 

たしかに長期的に見ればあるのかもしれませんが、「その他脱毛因子もブロック」という表現は少しイメージとはかけ離れているような気がしてなりません。

 

 

公的に効果が認められているのは実は3種類のみ

センブリエキス、グリチルリチン酸2K、ジフェンヒドラミンHCI

これら以外にも、天然成分や有効成分として色んな種類の成分が配合されているのはたしかなのですが、公的に認められているのはこの3種類だけでした。

 

センブリエキスには育毛効果があるとされていて、グリチルリチン酸とジフェンヒドラミンHCは頭皮環境を整えるサポート効果があるとされています。

 

この3種類が配合されているのも全然良くて、たしかに効果が期待できることには違いありませんが、同時に他の育毛剤にもだいたい含まれている当たり前に成分なのです。

 

 

なぜ残念なのかというと、もし仮にこれらに大きな効果が期待できるとするならば、他の育毛剤を使っても効果が得られるハズです。

 

しかし、わたしもこれまで他の育毛剤を試しても実感はなかったし、イクオスも例外ではありませんでした。

 

それにわたしだけでなく、これら3種類が配合されている育毛剤を使って、ほとんど効果が得られなかったという人はかなり多いのではないでしょうか?

 

たしかに育毛ケアとしての効果は公的に認められていますが、ようはその程度の微々たる期待値しかないということです。

 

育毛剤をいくつか使ったことのある人ならわかると思いますが、数ヶ月使っても効果があるのかないのかわかりにくいですし、もし何かしらの変化があったとしてもそれくらい本当に「緩やかな効果」しか得られないわけです。

 

 

イクオスには61種類の配合成分のうち9割がたがこのような成分で構成されていますが、他の育毛剤よりもアドバンテージがあるとするならば、メイン成分でどれだけ差をつけられるかという点にかかっていると思います。

 

しかし、前のページでも詳しく解説していますがそのメイン成分もエビデンスに乏しくハッキリとした裏付けがないという意味では、やはり科学的根拠や前例のある医薬品を使った治療をしたほうが明らかに効果は得やすいでしょう。

 

わたし自身もイクオスをこれだけ長い間無知のまま使用し続けて「もっと早く気づけていれば」と後悔していますし、時間もお金も無駄にせずに済んだと思います。わたしと同じ失敗を繰り返す人がいなくなることを祈ります。

 

 

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