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配合成分が多いからいって効果が高いというわけではない

イクオス配合成分

 

イクオスはリニューアル以降、配合している成分数がほぼ倍の61種類に増えたこともアピールとして積極的にしています。たしかに61種類はかなり多いほうですし、これだけでも「もしかしたら…」と期待してしまいますね。

 

しかし、配合されている成分の種類が多いほうが育毛効果が高いのか?というとそうではないと今では思います。

 

61種類の内厚生労働省に認められていてかつ有効成分として期待できるのはたったの3種類で、しかもメイン成分であるアルガス2は科学的根拠にも乏しく、実験データはほぼ自社調べに近い信憑性の低いものということもわかりました。

 

 

配合成分の種類が多い=必要な育毛成分の濃度が下がる?

イクオスは1本あたり120mlのボトルで、1ヶ月間を目安に使い終わります。

 

この120mlの中身はすべて育毛成分で構成されているわけではなく、水やアルコール(エタノール類)がほとんどの部分を占めています。これはイクオスに限らず他の育毛剤でも同じことですが。

 

どの育毛剤でもわざわざ水とアルコールがどのくらいのパーセンテージを占めているかなんて、わざわざ記載したりしないので詳細はわたし達にはわかりませんが、単純に水とアルコールの配合割合が各社同じだったと仮定すると、他の配合成分数が多いほど一つ一つの成分の配合量は下がることになります。

 

 

例えばあくまで個人的な仮定での話ですが、120mlのう7割が水とアルコールが占めた場合、有効成分量は36mlとなります。

 

36mlを単純に61種類で平均して割ると、1本に含まれる一つ一つの成分量は約0.6mlです。さらにこれを一カ月使うと考えると、一日あたり使用する成分量は0.02mlです。

 

120×(1-0.7)=36
36÷61≒0.6
0.6÷30=0.02

 

もちろん、すべての成分を均等に配合しているわけではないと思うので、あくまでも単純計算での仮定の話ですが、本当にこんな量で効果があるのか?心配になりますよね。

 

最近の育毛剤は成分数よりも成分濃度が強調される風潮

わたしはだいたい9ヶ月程度イクオスを使用してきて他にも色んな育毛剤を調べてみましたが、どの育毛剤も最近は配合成分数ではなく、配合成分の濃度にこだわっているように感じました。

 

例えば、リアップEXは、ミノキシジルの濃度によって製品が分かれています。そして濃度が濃いほど価格も高く、効果が高いとされています。

 

医薬品以外にも、化粧品に分類されるスカルプエッセンスも同じです。

 

例えばフィンジアは、キャピキシルとピディオキシジルという育毛成分を業界最高濃度配合していることを売りにしていますし、実際にフィンジアは非常に人気が高くみんなの支持を集めています。

 

また、そういった成分濃度競争から少し距離を置いている育毛剤、例えばイクオスやポリピュアEXなどは独自成分を強く推しています。イクオスながらアルガス2、ポリピュアEXならばバイオポリリン酸ですね。

 

濃度で勝負するのではなく、「これだけ効果の高い育毛新成分が配合されているのはうちだけですよ」というブランディングをしているわけです。

 

もちろんそういった独自成分にはエビデンスや裏付けがしっかりされていることが前提ですが、そういった今の風潮から考えても、育毛剤を選ぶ際に配合成分数はたいした指標にはならないのでは?というのがわたしの見解です。

 

なので、選ぶ基準としては「いかに効果が実証されている有効成分が濃い濃度で配合されているか?」という点を重視すると、無駄に空振りする確率はグンと下がるのではないかと思います。

 

 

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